女性が知っておきたいホルモンナビ

女性の性周期に関わるホルモン

女性の性周期は、
性ホルモンによって精密にコントロールされています。

 

しかし、女性であっても、性周期について、
順序よく、正しく語れる人はあまりいません。

 

しかし、看護師にとって女性の生殖・内分泌機能の特性を知ることは
とても大切なことで、詳しく知る必要があります。

 

女性の生殖・内分泌に関わる臓器には、
「視床下部」、「下垂体」、「卵巣」、「子宮」の4つがあります。

 

この臓器のうちの、最高中枢が視床下部で、
その下に下垂体があります。

 

最下位の臓器は子宮ですが、
子宮自身はホルモンを分泌しておらず、
卵巣が機能し、ホルモンが分泌されます。

卵巣の機能

卵巣は、骨盤内の子宮の左右にひとつずつあります。

 

大きさは親指大くらいの楕円形で、
子宮と靭帯でつながっています。

 

そして、卵巣には、卵子の元になる原始卵胞があって、
その原始卵胞が成熟し、卵子になると、
一ヶ月にひとつずつ排卵します。

 

そして、卵管に導かれた卵子が受精すると
子宮まで運ばれ、着床し、妊娠が成立します。

 

受精がされなかった場合は、生理が起きて、
次の卵子が育ちます。

 

このように、卵巣は、妊娠や出産に関わる大切な働きを担っていますが、
他にも、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)という
女性ホルモンも分泌し、
女性らしいからだつきにするなどの働きを担っています。

黄体と卵胞

卵巣で内分泌を担当する組織は、
「黄体」と「卵胞」です。

 

卵胞は、卵細胞を包む袋の形をしていて、
これが破れて排卵が起きると、「黄体」になります。

性周期の始まり

性周期には、明確な初めと終わりがあるわけではありません。

 

性周期を理解するためには、複雑なホルモン動態を考えて行くことが必要です。

 

しかし、性周期には、明確な始まりと終わりがありません。

 

どこから因果関係を考え始めればよいのか分からなくなります。

 

本来は、生殖に関わる期間は、
相互に作用し、それぞれが周期的変化を行っていていますし、
古い時代には、外から見える形で実感できる「月経周期」によって
女性の性周期の存在が認識されるようになっています。

 

そして、現在でも、月経周期から、さまざまなことを類則しています。

 

卵胞は、周期の中ごろに排卵を向かえ(卵胞期)、
黄体に代わります(黄体期)。