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GnRHとは

視床下部は、GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)を分泌しています。

 

このGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)は、
下垂体の性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)である
黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌をさらに上位から促進するものです。

 

GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)は、
当初はLHRH(LH放出ホルモン)と呼ばれ、
卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌を促す視床下部ホルモンとは別にあると
考えられていました。

 

ですが、現在は、黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)の
両方の分泌を促進しているのであろうということが分かり、
まとめて、GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)と呼ぶようになっています。

 

GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)の特徴的なことは、
不規則なタイミングで噴出するように分泌されるということです。

 

このGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)によって、
ボナドトロピンも時間単位でみると、
パルス状の分泌をきたします。

 

まだ、その意義について、解明されていない部分もあるのですが、
たとえば、GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)のレベルを一定に保つように、
注射投与をすれば、
ゴナドトロピンの分泌が起こらなくなるということから、
この分泌は、性周期の形成に不可欠であることは明確です。

 

一方、ゴナドトロピン分泌を抑制する必要があるような病態では、
GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)によく似ている物質である
「LHRHアゴニスト」を使用して治療をすることもあります。

 

 

このように、性周期は、
FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)の2つのホルモンの刺激を受けていること、
また、視床下部が重要な役割を果たし、
正常な性周期が保たれていることなどが分かります。